コラム
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になり深く感謝申し上げます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。仕事や身の上ではこれからの一年、様々なことがあることと存じますが、皆さまのご多幸をお祈りいたします。
事務所開業のきっかけ
さて昨年、私はこの事務所を開業しました。早いものでもうすぐ1年になろうとしています。お会いする人から、ときどき「道正さんは、どうして事務所を開業したんですか?」と訊かれることがあります。そのようなときには私はこう答えています。
「ちょっと悩んだ時期もありました。でもその頃たまたま読んでいた本に勇気をもらい、同時に一気に自由な気持ちになりました。それで思い切って自分の信じる道を進むことにしたんです。」
その本は、英語ではない言語専門の書店を開業した店主へのインタビュー集で、いつも行く池袋のジュンク堂書店で出会ったものでした。その本のなかに、スペイン語専門の『ミランフ洋書店』を開かれた女性が登場するのですが、その方は翻訳の仕事をしていて、自分が翻訳したい書籍を海外の出版社から取り寄せることがあり、海外の取引先と次のようなやり取りがあったといいます。
「自分で本を売っているのか?」
咄嗟に「売っていないことはない」と答えてしまったといいます。
「なんだ、もっと早く言ってくれればよかった、それなら次からは書店向けの掛け率にするよ」と、先方からのご厚意。
ただ「これはやばい、半分くらい嘘をついてしまった」と冷や汗をかいたそうなのですが、家に帰るころにはもう気持ちが固まって
「じゃあ本当に本屋をやっちゃおうかな」
と決心されたのだといいます(!)
*『外国語を届ける書店』白水社編集部編著、白水社、2024年
こんなことってあるんでしょうか笑。
ノリが軽い!
その頃、毎日思案しながら満員電車で通勤していた私は、この一節を読んで、気持ちが一気に軽くなったのを覚えています。と同時に自分の信じることを、信じるようにやってみようという考えがフツフツと噴き上がってきました。
それから1年して今、おかげさまで無事に何とか生きていけています。
本との出会い、人との出会いに恵まれて、ひょんなことから急に道が開けたような感覚があります。
開業を決意したあと、お仕事のお話しをいただいたのも、全て皆さまのご厚意に恵まれたからでした。
結び
今年もどうかよろしくお願いいたします。
この社会保険労務士という仕事は、私にとって天職だと考えており、少しでもお役に立てる存在でありたいと日々努力を重ねることをお約束します。試行錯誤して参ります。
また、本コラムをご覧になっての感想をお寄せくださる方もいらっしゃり、とても励みになっております。
ありがとうございます。